朝読書
8時25分に3年生の教室に行ってみると,静かな雰囲気の中で,朝読書をしていました。本校では,8時25分から8時35分まで年間通して朝読書をしています。
現在,多くの学校で朝学習をしています。繰り返すことによって効果がある漢字練習や英単語の練習,基本的な練習をしています。そして,朝学習の内容を評価すれば,授業時数に組み込むこともできます。
校長先生の個人的な見解ですが,多くの学校では朝読書を取り入れたいが,授業時数に少しでもゆとりをもたせたいと考えているのではないかと思います。
さて,3年生の何人かに,「何の本よんでいるの?」と尋ねてみると,様々なジャンルの本を読んでいました。また,担任で国語の先生に「先生は朝読書はしないの?」と尋ねてみると,「生徒が本を読んでいる姿を見るのが好きなんです。」と言っていました。
朝読書のよさは,10分間の読書ですが,無音に近い雰囲気の中で読書をしますので,本の中に引き込まれ日常とリセットすることができるかもしれません。当然ですが,本から新たな視野を広げることもできます。学校でのスタートを心穏やかに始められるのはよいことだと思います。
池井戸潤さんのドラマは中学生も毎週楽しみに見ていたのではないかと思います。例えば,「下町ロケット」「半沢直樹」シリーズ,「陸王」「ノーサイド・ゲーム」などです。これがすべて池井戸さんが書いた小説です。もう一度,活字でドラマを読んでみるのも面白いのではないかと思います。