12月1日から時間割が変わります
12月1日から1年生の時間割が変わります。
学習指導要領に基づいて教科配当時数が決まっています。したがって、仙台でも、東京でも、沖縄でも同じ内容を同じ時間数で学習しています。
授業時数は、1年間を35週の授業があると考えてつくられています。実際には,行事等があるので,それよりも多く,年間200日ぐらいになります。
各学校では、教科配当時数を基に時間割を作成します。
例えば,数学は,1年生140時間,2年生105時間,3年生140時間です。
この時間数で教科書の内容を教えることになります。
この時間数を35で割ると,1年生4時間,2年生3時間,3年生4時間となります。
この時間数が1週間の「数学」の時間になっています。
ところが,45時間とか50時間とか35で割れない数字か出てきます。
具体的には,音楽と美術が45時間です。そのため,音楽は4月から7月まで1週間に2時間授業をします。
美術は8月から11月まで1週間に2時間授業をします。総合的な学習の時間が50時間なので,12月から3月まで2時間授業をします。
12月1日から1年生も2・3年生と同じように,月6と金6が,総合的な学習の時間になります。美術が1週間で1時間となり,総合的な学習の時間が2時間になります。
よく分からないと思いますが,私もしくみをよく理解するようになったのは,教務主任という校務分掌を担当するようになってからです。どこの学校でも,教務主任が各学級の配当時間数を考えて,年間授業時数を計算しています。